2017.04.25 08:04
麦芽勉強会(近藤)
片岡物産社内で開催された麦芽研修会に参加してきました。
ドイツの製麦会社のベストモルツから、工場内のスライド写真を見せていただきながらモルツのサンプルを試食したり、製造へのこだわりを聞きました。ベストモルツの麦芽は二条大麦を使用、伝統的な製麦方法で作られています。侵麦、発芽、焙燥を経て麦芽となりますが、製麦期間は5日間ぐらいの会社も多いなか、こちらは7日間かけて品質にこだわっています。侵麦は温度12〜17度、少量発芽のラウスマン発芽室と大量のサラディン発芽室という二種類の部屋で行われます。小バッチ、長い侵麦時間などが特徴です。またカラメル化も小バッチでムラのない仕上がりなどが特徴だそうです。最終工程のローストも少量かつ他社より丁寧な仕上がりが特徴です。
以上にように麦芽について分かりやすく学べる機会でした。
(記:近藤)