2017.05.15 14:58

京都醸造:ブルワリー巡り京都編

関西ブルワリー巡りの最後を締めくくるのは、全国に熱狂的なファンが多い京都醸造。今日本のクラフトビール業界で最も注目を集めているブルワリーの一つです。

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京都醸造はアメリカ人、カナダ人、ウェールズ人の3人の外国人によって、2015年に設立されました。今回ブルワリーを案内していただいたのは、その立ち上げメンバーの一人であるポールさん(写真中央左)です。


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ポールさんはマギル大学でMBAを取得し、日本で金融関係の仕事に就いたのち、クラフトビールの魅力に目覚め京都醸造の立ち上げを決意されました。その後日本やアメリカのクラフトブルワリーを数十軒訪問し、ビール造りやブルワリー経営の勉強されたそうです。さらには各地のビアバーを訪問し、販路を開拓していきました。このようにブルワリーを立ち上げるまでに相当な準備をされてきたポールさんですが、中でも一番時間を割いたのが「ミッション・ビジョンの共有」です。「自分たちがどういうビールを造りたいのか、どういった価値観を大切にしていきたいのか」、こういった会社の核となるミッション・ビジョンを、3週間ほどかけてメンバー間で議論・共有していったそうです。また作成されたミッション・ビジョンをWEBメディアなどを通じて、丁寧に発信・共有していきました。その結果着実にファンが増えていき、現在では京都醸造の常設店がおよそ50店舗、製造したビールの2/3がそちらで販売されるそうです。こうした消費者・販売店との丁寧なコミュニケーション、ストーリーの共有が、京都醸造の成功を後押ししたのではないかと思います。

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こちらが京都醸造のブルワリー内部です。1回1.75KL仕込み、年間生産量は約120KLとのこと。最近立ち上がったクラフトブルワリーの中では、間違いなく最大規模の生産量です。また醸造所内は清掃が行き届いており、まるで立ち上げたばかりの工場のように綺麗だったのがとても印象的でした。

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来年には生産量を倍の200KLを目指しており、最近工場の斜め向かいに新たに冷蔵庫を増設したそうです。このスピード感と実行力は、さすがとしか言いようがありません。近い将来、海外への輸出もありうるかもしれませんね。一消費者として、今後の展開がとても楽しみです。ポールさん、お忙しい中丁寧にブルワリーをご案内していただき本当にありがとうございました。

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(記:袴田)

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